新型コロナウイルスの影響で在宅ワークのスタイルが定着化しつつあり、大学生のアルバイト環境も大きく変化しております。そうした中で、在宅ワークのアルバイトに力を入れる企業が増加しています。
このようには大学生でもWebライターやデータ入力、アンケート入力など、様々な仕事を自宅で行うことができます。しかし、それぞれの単価は非常に安いため「思ったほど稼げない」「数をこなさないと稼げない」といった悩みを持った方も多いはず。
一体どうやったら効率よく稼ぐことができるのか気になりますよね。
今回は仕事を発注する側である私が「こういった方なら高単価な仕事を発注するな」「こういった仕事なら単価高めに発注するな」ということを解説していきます。
個人的な意見というよりかは、私に似た多くの発注者が考えていることでもあります(私たちも情報交換を行っていますので)ので、間違いなく収入アップに繋げることができますよ。
コツ1効率よく稼げる専門分野の案件を優先的にこなす
当然ですが、専門的な分野ほど効率よく稼ぐことができます。例えば、プログラミングやWebデザイン、英語の翻訳など。Webライターであれば金融や法律などに特化した人材ですね。
大学生であれば学科で勉強しているものも多いかと思いますので、一般的な社会人や主婦の方よりかはチャンスがあるかと思います。
好待遇でバイトできる専門技術の例
- 情報系・・・プログラミング案件
- 外国語・・・翻訳の案件
- 法学系・・・法律関係のライティング案件
- 経済系・・・記入関係のライティング案件
専門知識な知識が少なかったり実務経験がなくても、発注者は最初にテスト記事を発注し合格ラインに達している人材だけと長期的な契約を結ぶため、自分が実力を心配する必要はありません。あなたは自分の全力の記事を納品すればいいのです。
プロフィールに自分の専門分野を記載しておくと仕事に繋がりやすい
発注者は発注前に必ずプロフィールをチェックします。このときに「よろしくお願いします」「素早い記事納品ができます」と抽象的な紹介しか書いていない人には、まず仕事を発注しません。
こちらが求めているのは「求めるレベルの内容が納品されるのか?」ということだけですので、実績や経験、専門分野での能力を第一優先にチェックします。
大学生であれば
- 法学部に在籍しており、〇〇の法律について詳しいです
- プログラミングではJAVAが得意です。情報学科に在籍しています。
- 現役で外国語大学に通っています。留学経験もあります。
と書いていれば、間違いなく他の人よりも優位に立てます。
ちなみに、少し話はズレますが「素早く納品できます」と書くとほぼ間違いなく敬遠されます。
なぜかというと、こういった方はほぼ100%求めるレベルの半分ぐらいのデータしか納品できないからです。
こちらが求めているのは早さではありません。正確さや丁寧さです。急いで納品してもらいたいときは、発注の段階で急ぎの案件だと伝えますので、プロフィールに書いてアピールする必要はありませんよ。
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そのため就活ライバルとは、スキルの一歩先を提示できるメリットがあります。
さらに、入社後の社内コミュニケーションを円滑にしたり、社内外から頼られる人材を本気で目指す大学生には必要なスキルが身につきます。
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コツ2丁寧な仕事して継続案件をもらえると、単価をアップしてもらえる
在宅ワークをしていると単発案件を受ける方も多いかと思いますが、基本的には低単価での仕事となるため、効率よく稼ぐことは難しいです。
在宅ワークなのに月に5万円や10万円を稼いでいる人は100%継続案件をもらっています。
継続案件をもらう方法は
- 継続案件に応募する(※必要スキル高め)
- 単発案件から継続案件に繋げる(※スキル低くてもOK)
の2つ。
例えば、ランサーズであれば「プロジェクト方式」が継続案件であり、「タスク方式」が単発案件です。
継続案件は5,000円や1万円などの案件がゴロゴロ転がってますが、タスク方式は500円や300円など低単価です。
単価が4倍や5倍になることも当たり前です。
スキルに自信がない人も丁寧な仕事で継続案件に繋がる
ただ、スキルに自信がない場合はいきなりプロジェクト方式の案件に参加するのは難しいですよね。そこでおすすめなのが、単発案件から継続案件に繋げる方法。
私も経験がありますが、単発案件で丁寧な仕事をしてくれたりメッセージの返信が丁寧な人には、別案件で継続案件を発注することがあります。
こちらからすると、単発案件で仕事のレベルが事前に分かるため、安心して高単価な案件も発注することができるわけです。
「丁寧な仕事」というのは少し曖昧ですが、例えば「〇〇について△△文字書いてください」といった発注があった場合に、とにかく急いで稼ぎたいために文字数だけを満たしたような記事を納品するのは丁寧な仕事は言えません。1件の単価が少ないので数をこなさなければいけないことは分かりますが、それではいつまで経っても低単価のまま。
一度落ち着いて「求められているのはどんなものなのか?」ということを考え、それから依頼に取り掛かってみてください。継続案件をもらえる確率はグッと高まります。
発注内容を細かく作っている発注者は継続案件を出してくれる確率が高い
自分が頑張るのは当然ですが、相手を見極めることも大切。発注内容を細かく作っている人は求めるレベルが高く、その分野にそれだけ力を入れていると言えます。
もっと簡単に言うと「仕事に真剣に向き合っているため、継続的な発注が来る可能性も高くなる」ということです。
一方、発注内容が曖昧な場合は発注者すらあまり力を入れていない仕事になりますので、当然、継続的な案件もありません。「今回だけでいいや」という感じですね。
おそらくすでに何件が仕事をこなしている方なら「この発注分かりづらいなー」という案件に出会ったことがある方もいるかと思いますが、そういった案件がダメなパターンだと言えます。
継続案件を勝ち取って高単価な仕事をこなしていこう!
以上をまとめると「継続案件を取れるようになること」が効率よく稼ぐための王道だと言えます。
仕事を効率化して数をこなすことは、むしろ遠回り。一つ一つ丁寧にこなしていきましょう。
また、丁寧な仕事も発注者が継続案件に繋げないタイプでは意味がありませんので、必ず発注が丁寧な依頼主に絞って依頼を受けるように。
複数のクラウドソーシング(在宅ワークの求人サイト)に登録をしておけば、効率よく見つけることができます。
1つのサイトだけでは継続案件がもらえる発注者の数が少なく探しづらかったり、せっかく見つけても応募前に締め切ってしまうこともありますからね。
効率よく働くためにも、下準備として必ず複数登録しておきましょう。